

渡嘉敷島の気温 31゜
アハレンビーチで ハーリーがありました。
5月の渡嘉敷ハーリー戦が まだ記憶に新しい中、 夏のスタートです。
子供達のスイカ割りや カヌー競争が 可愛いくて、 お母さん達の笑い声が浜辺に溢れていました。
続く、サバニの ハーリー戦参加は 4チームです。
役場チーム・商工会チーム・漁協チーム・交流の家チーム。
いつも変わらない顔ぶれは 役場チームだけで、後のチームは 新顔が殆どでした。
昔は 海人チームAB・アハレンチームABと、 島人が 大勢参加したものです。
一年通して 観光地となった今、島人は仕事中 参加する事が できません。
仮に参加しても 終了後、即お客様のご案内や 海へと向かいます。
日々忙しくなった沖縄経済の行方、週休も 定時もない 観光業務。
時間が沢山あった 昔と違って 多大な負担が増えています。
復帰41年に入る今年、台風でもこない限り 観光業には お休みがありません。
昔、渡嘉敷島にはエイサーは ありませんでした。
近年、成長した青年達は 家庭をもち 追われる仕事の他に 家族との生活もあります。
何が 起きてきたか。
エイサーメンバーが アルバイト生に変わってきたのです。
行事の度に 仕事をしながら 参加するには、休日や休息が 困難な現況です。
このままいくと 島の催しを盛り上げる エイサーは、 役場の職員しか 空きがない日が くるかもしれません。
欲を言えば 沖縄の伝統行事は 常々見ていたいものです、 しかし 現実には 限界があります。
矢張り 地域の行政が 自ずから 伝統行事を継続参加する 若手の職員にも
過重の時代になってきた 『沖縄の今』を 感じる1日でした。