雨にも負けず


風雨が強くなってきました。
天高く伸びた ヤシの木が 枝を振り乱して唸っています。
隣りのモンパの木は
こんもりと茂った葉を揺らしながら
言いました。
おーい ヤシ君
高く伸びると 風辺りが強いだろう。
僕は チビだが沢山の葉を 茂らせて蝶に蜜を与えてるんだよ。
と言いました。
ヤシの木も負けずに
僕だってヤシの実を 皆にあげてるよ。
と言いました。
どちらも 生き物に優しい植物です。
人の世に例えると
一直線に高く 高く伸びれば
波風が厳しく当たるし
低く構えて 横に広がれば 場所をとるし
どちらがいいものか などと
ぼんやり思う昼下がりです。

ケラマの夜


7時10分。
こんなに明るいのに 時刻は間もなく 夜になります。
座間味島でサンゴのお勉強。
御馳走もいただいて 皆で太れば怖くないと 油断しました(腹鼓)
帰途のボートに乗って 来月までのお別れです。
「またねぇ ありがとうございました〜。」
風切るボート 
う〜ん この爽やか海風
気持ちいい〜♪
こんなに明るい 7時のケラマを見て下さい。
夜になれば星が…
(__)曇りでした。
ケラマの24時間が 長いのは 一日明るいからなのです。
と改めて 妙に納得する私です。

年間行事“ハーリー”


11時 声高々に ハーリー戦がスタートしました。
阿波連チームは赤
役場チームは黄
海人チームは黒
青年の家チーム紫
スタート!
猛スピードで赤チームがグングン進みます。
リャ〜左に進んどります。
追って3チームがやってきました。
おっ 赤チーム右に進んでいます。
ワ〜 左に進みだしました。
ジグザグです。
しかしスピードがある為 差が・が・が・抜かれた。
チバレ〜 じゃない落ち着け〜。
黒 黄 青が順調に
ユーターンしてきました。
赤まだジグザグしています。
とうに2往復漕いだでしょう。
結果 赤阿波連チームペケ┐(‘〜`;)┌
若者よ!練習をナメたらあかん。
今日の打ち上げは
先輩方に叱られるよ
練習しなくちゃダメじゃん
ギャラリーのブーイング
私の声が響いていた。

ニャン友


クミちゃんの猫 ミッキーです。
最近、三線の練習でいないせいか 私の部屋によく入ってきます。
以前は警戒されて とっつきにくかったのに
今では ゴロゴロ スリスリしてきます。
甘えられるとめちゃめちゃ可愛くって 
思わず抱っこ
ただ毛が抜けて…
いっそバリカンで剃って 
毛皮の服を着せたら どうかしら?
少し肌寒くなってきたので 今日はヌイグルミにしよう。
「ミッキーおいでぇ」←猫撫で声の私である。

家庭料理


梅雨にしては 涼しい雨が降っています。
今日は家族だけなので 沖縄の家庭料理にしました。
クミちゃんとミキちゃんと 3人でキッチンは賑やか。
メニューは
・グルクンの唐揚げ
・ニガナの和え物
・ゴーヤチャンプルー
・モーウイピクルス風
・揚げナス
・ポテトサラダ
デザートはゴーヤアイス(これは失敗)
さて
「いただきま~す」

家を守る“ヤールー”


沖縄の 古い家にはヤモリがいます。
田舎ではどの家からも 耳を澄ますと“ケッケッケ”と小さな鳴き声がします。
初めての人は 一瞬ビックリするようです。
でも 大丈夫!
ヤモリは“家守”と書きます。
方言で“ヤールー”
3cm位のヤールーは 天井等に張り付いて 蚊とか小蠅を食べます。
人にとっての害虫を食べて 家を守ってくれるのです。
以前 私がトイレから出た時のことです。
視線を感じて サッと斜め上を見ました。
するとヤールーがいて 殆ど同時に首を傾け私を見たのです。
瞬時 目がバッチリ合いました。
ヤールーと目を合わせた事は初めてでした。
ビックリ仰天!!
私は廊下を“ギャー”と 全速力で走りました。
するとヤールーも 真っ直ぐ全速力で走ったのです。
食堂まで6m位
私がピタッと止まって
見上げると
ヤールーがパタリと落下しました。
私の体は条件反射で 飛び上がりましたが
ヤールーはそのまま硬直して 死んでいたのです。
以後 ドアをバン!と閉めると
その音でパタリと死んでしまう ヤールーを発見。
とっても気の弱い ヤールー。
毎日 頑張って蚊を退治しているのに ノミの心臓なのです。
いつも いつも ご苦労様。
『ケッケッケ チュンチュンチュン』
ヤールーの鳴いている姿を見ると お金持ちになるといいます。
か弱き ヤールー
いつもありがとうね。

ゴーヤの苗が育ったの^^


小さな黄色いお花が 咲きました。
小雨日の携帯撮影で 鮮明な色が出なくてごめんなさい。
美味しいゴーヤが出来るのは もう少し先ですが
「でっきるかな でっきるかな?
はてはて ふふ〜ん」
ノッポさんはいないけど
ゴーヤ好きの皆で 楽しみにしています。
ゴーヤってビタミンCたっぷりの 夏バテ知らずの栄養食。
新潟からいらしたY夫妻がゴーヤの苗が欲しいとおっしゃたので
実物で充分と説明しました。
早速Y夫妻は持ち帰り そのままにしておいて うんと熟してから 真っ赤な種を植えたそうです。
そうしたら 青々とした立派なゴーヤが 沢山なったそうです^^
少し前まではゴーヤは沖縄特産の野菜というイメージがありました。
それが今では 地温に関係なく育つ 丈夫なお野菜だという事がわかりました。
夏に向けて ゴーヤを植えてみませんか。