海人(仲原オジイ)米寿祝



今日の渡嘉敷島、気温29゜
ホワイトグレーの空に時々小雨、風が少しずつ強くなってきました。
さて書籍・小林照幸さんの『海人』をご存知でしょうか?
昭和2年生まれの御年88歳の仲原好勝さんが、タッペラーのあだ名で 最後の海人として出ています。
現役の海人をしながらウォーターキッズのダイビング船を、82歳まで操船していた 本物の海の男です。
今日は米寿のお祝い。
これまでの生き様が 実った子孫に囲まれて 幸せな祝儀の宴をしています。
人生を語るオジイの笑顔は とっても素敵。
激動の日本を走り抜けてきた仲原さんは、お父さんが宮古島、お母さんは神戸の人。長男として八重山(宮古の隣の島)出身です。
復帰前の沖縄では、ハーフでした。
沖縄の壮絶な漁師の世界が 克明に書かれた読み応えのある 書籍『海人』に出ている、生き残りです。
仲原さんの人生は、感動と生きる力でいっぱい。
今は、苦労のお座布団を
クッションに変えた 豊かな笑顔の 老後を迎えた仲原さんは 120歳に向けて また明日からエッサエッサ 頑張るんど〜!

実態と明暗



今日の渡嘉敷島
気温31゜です。明るい水色の空に、太陽がゆるく光っていて少しずつ秋を感じます。
さて台風18号が、くの字を描くように 沖縄に接近しています。
広島の土砂崩れに続いて、御嶽山。台風は加速して北へ走り抜けるようです。
何より忘れてならないのは、残酷な幼児事件。命の軽視は、佐賀事件でも異常な形で 起きている、日本の闇です。
楽しい事を…美しい景色や笑顔を、『今』として、更新するのが苦しくなりました。
少しでも、前向きに…と思いつつも
拉致問題は難航しているようですが、安否のわからない 行方不明の子供達がいる 『今』の現実を うやむやのままに見過ごしていく日本にはなりませんように。。
錦織選手の活躍や、日本の各地で頑張っている国民の中に、心の歪んだ罪人が潜み、そういう人こそ 周囲に訝しく堂々と暮らしている矛盾を 警察が見過ごしませんように。。
腐敗の罪悪は、皆で力を合わせてブロックし、模倣犯が出ない為にも裁判で厳しい重責を与えてほしいものです。
続く災害、台風18号は巨大と放送されていますが、沖縄は今のところ、至って穏やかです(雨も降ってなく)
くの字に北上…でも既に怪しい雲の固まりがマーシャル諸島に出来ています。
熱帯低気圧になれば 18号と同じコースを辿るか、引っ張られるか、はたまた予測不可能に暴れるか?
世界中が領土争いなどしてる場合ではありません、地球規模で災害対策や回避策で力を合わせてほしいです。
世界の平均気温が1度上昇すると大気中の水蒸気成分が4%増加し、大雨が世界を襲います。
また水象サイクルの異常は 一方で干ばつをもたらしています。
今まで巨額投資してインフラ整備をしてきた日本。でも官僚と規制当局と電力会社の関係性が 正しく機能しない限り、日本の未来は光ません。
もう目的を変えて、国土を、人を、真に守ることに全力投球してほしいのです。
今日の独り言…ブツブツ

セブンティーンの青春



9月26日
埼玉県所沢中央高校の修学旅行生が 渡嘉敷島に来て下さいました。
到着した時は、 船酔いや 旅行疲れで 表情が固かったのですが
1日経つと キラキラの笑顔に変わっています。
海の処方箋ってスゴイですね。
渡嘉敷の海を いつまでも覚えていてほしいものです。

時には空っぽになって



ブルーが 飛びっきり 際立つ夏は 原色が生えます。
心の相乗効果を高め
落ち着き・安心・夢見心地~~。は~
無人島の“ハナレ”を前に 気分はトムモーヤです。
嬉しくってニヤーッと フニャケてしまいましょう。
フニャ~(いっちゃってます)。

渡嘉敷産・むらさき黒米味噌誕生



畑の宝物 お米
渡嘉敷村商工会の女性部が『むらさき黒米』と大豆・白米でお味噌を 完成させました。
きっかけは、幾度も商工観光課(役場)から地産品を作ってほしい。と頼まれた事です。
商工会女性会員16名、観光従事者が殆どで、それぞれが縁の下の力持ちの主婦です。
まず、何を作るか課題として、1人1人無記名でやりたいことを書き出してもらいました。
多く出たのが『味噌』でした(大変なのがわかるのでヒヤヒヤ)。
女性全員で協力を誓ってから、試行錯誤が始まったのです。
母業と仕事は大変忙しく、参加できる顔ぶれは次第に限られいきました。
でも何かが生み出される時は、意志があれば必ず実ります。
島の人口は約700人。観光客の皆様は…大勢お越し下さいます。
お味噌が形になってくると、食べさせてほしい。とあちこちから頼まれるようになりました。
何十パターンと試作品を作り(シークワーサーを入れたり→アカンカッタ)何故か関西弁。
改善に改善しながら幾日も幾日も粘り、丸々24時間発酵を観察し、とにかく根気よく作り続けます。
手作業ですからそれぞれ家庭の蒸し器を4台、大豆を丸一日 朝から晩まで何10キロと茹でて、ひたすら潰します(今冬からはやっと潰し機が入りました)
島のハルサー(畑人)の當山さんは苦労を重ねながら、黒米をつくっています。
で!黒米味噌を研究する事にしました。黒米にはミネラル・ポリフェノールのアントシアニン・ビタミンBビタミンE・カルシウム等々 『色黒の魅力がズッシリです』
手作りのお味噌は、味の深見、旨味、香りが全く違い (ふんじゃ。チバルンド~!!)
冬の時間帯と違って、観光シーズンになると、仕事に一息つく間もなく、車を飛ばして加工所に飛び込み 汗ビショになりながら、ワッセワッセ!
時間を睨みながら 交互に出たり入ったりする仲間。
4時20分ギリギリ、タイムリミット。走って戻ると送迎や業務にスタンバイ。あっという間に夕食時間、ドドーッと疲れがピークになります。
なのになのに、夜になると 沸々と力が湧いて お互いに声をかけて立ち上がる仲間。
夜に強いワタシも、今年はグロッキー。 ヨレヨレのヨレ。
皆勤した仲間は4人。その中に商工会の指導員がいます(感謝、感謝×10000倍)他アドバイザー2人。時々参加が数人(大切な仲間達)。
1人欠けても、完成しませんでした。
さて、お味噌ができてくると あちこちから、試食させてと友人が集まります。6月までは 加工所にくる人にだけに度々、袋に詰めて持って帰って味わって頂きました。
人口は約700名です。人から予算を頂いて作っている味噌ではありません。試食させてくれ。島で食べれるように、売らないと!の声が届きます。
『何言ってまんねん?私達はマシンじゃないのよ』(本音)
食べたいなら一緒に作ろうぜい(・・・・)と、いつしか鼻息が荒くなってきました。
でもって誕生しましたよ。そして、これからがスタートです。
味を見せて。と言ったら頭を噛むかもしれません。歯型は4つ。
島で作った味噌なら島人が食べなくちゃ。観光客にバンバン売ってよ。なんて気楽な声が聴こえたら、加工所に殿堂入りして頂きます。
まだまだ続く観光業、でもやってくる台風休暇に我々は 昼夜ぶっ通しで味噌作りに馬力をかけます。
1人でも多くの仲間を待っています。一緒に作らなくては、味見はできません (待った!もう味見はなし。いつまでたっても、樽が増えない)
商工会員でなくても かまいません。
やる気がある仲間  待ってます。
…今日のブツブツ。

元スタッフの里帰り



お帰り~! ロメオ&アヤ
皆様 覚えていらっしゃいますか?(勿論5年いた国吉メンバーです)
2人がスタッフに加わったのは もう10年前になるんです(早いなぁ)。
アヤちゃんのお誕生日を 手作りお菓子で 皆でお祝いしました。

途中、島人が1人2人3人4人5人と集まってきましたよ。
巣立って行った当時、お見送りでグシャグシャに泣いた 仲間達、昔話に花が咲き 深夜まで盛り上がりました。
ロメオは 国吉の3男坊として兄弟仲がよく 那覇に住んでいるので、なんだか安心ですが アヤさんは3年振りの再開です。
そうそう、首里(モノレール終点から4分)の●中華飯店『齊華房』サカボウを経営しています。
098‐943‐5466
めちゃめちゃ美味しい中華ですよ。皆様、嘘か誠か行ってみて下さい。
(*^-^)b

夏の中盤



気温 32゜3日振りに船が出た渡嘉敷島です。
ウヒョ〜 朝の高速船満席でした。
2便目のフェリーのお迎えに 渡嘉敷港に来ています。
これまた沢山の乗客様が 降りてこられましたよ。
まだまだ夏! 海を求めて ハイサイ!
よ〜こそ、メンソーレ!
夏のエネルギーは、今日も全開ですよ〜!